【経営安定対策】
肉用肥育牛および肉用子牛の販売価格低迷に対する所得確保と生産維持のため、所得補償制度を中心とした支援を行います。 また、北部家畜市場の活性化や価格差補填業務の見直しを行い、情勢に合わせた事業を拡充します。
1 子牛市場活性化推進事業
県内繁殖牛並びに肉用牛生産振興とその資質向上を側面的に支える観点から、県内産子牛の適正な取引と、北部家畜市場への上場を促進、活力のある市場とし、本県の肉用牛生産の活性化を図ることを目的に、取引成立牛に対し奨励交付及び輸送経費の補助をする。
・奨励金単価 (単位:円)
| 品種区分 | 対象頭数 | 奨励金単価 | 金額 |
| 黒毛和種 | 93 | 20,000 | 1,860,000 |
| 交雑種又は乳用種 | 20 | 7,000 | 140,000 |
| 計 | 113 | ー | 2,000,000 |
・輸送経費 (単位:円)
| 補助内容 | 対象頭数 | 補助限度額 | 補助率 | 金額 |
| 出荷場所から市場まで40km未満 | 80 | 1,000 | 1/2 | 44,000 |
| 出荷場所から市場まで40km以上 | 20 | 35,000 | 80,000 | |
| 自己輸送 | 13 | 距離に応じて | 26,000 | |
| 計 | 113 | ー | ー | 150,000 |
・事務委託先 全国農業協同組合連合会山梨県本部
2 肉用子牛生産者補給金制度
「肉用子牛生産安定等特別措置法」に基づき、農林水産大臣が四半期ごとに告示する指定市場の肉用子牛平均売買価格が基準となる価格を下回った場合、当該期間に契約肉用子牛を販売または保留した交付契約者に対し生産者補給金を交付し、肉用子牛再生産の確保と安定を図る。
また、本制度の推進に係る経費については、「1 運営適正化事業」及び「2 運営体制支援事業」により対応する。 (第8業務対象年間:令和7年度~令和11年度)
・保証基準価格及び合理化目標価格 (単位:円)
| 品 種 区 分 | 保証基準価格 | 合理化目標価格 |
| 黒毛和種 | 564,000 | 444,000 |
| 褐毛和種 | 514,000 | 404,000 |
| その他肉専用種 | 328,000 | 258,000 |
| 乳用種 | 164,000 | 110,000 |
| 交雑種 | 274,000 | 216,000 |
・生産者積立金造成に要する負担金 (単位:円)
| 品種区分 | 生産者積立金単価 | 負担区分 | ||
| 機構 1/2 | 県 1/4 | 生産者 1/4 | ||
| 黒毛和種 | 1,600 | 800 | 400 | 400 |
| 乳用種 | 6,800 | 3,400 | 1,700 | 1,700 |
| 交雑種 | 3,200 | 1,600 | 800 | 800 |
・登録積立頭数計画 (単位:円)
| 品種区分 | 登録頭数 | 積立金単価 | 積立金造成額 |
| 黒毛和種 | 55 | 1,600 | 88,000 |
| 乳用種 | 50 | 6,800 | 340,000 |
| 交雑種 | 400 | 3,200 | 1,280,000 |
| 計 | 505 | ー | 1,708,000 |
・制度の推進・指導
(1)補給金制度運営適正化事業:全国統一電算処理システムにより補給金交付業務の的確な実施と効率化を図り、家畜市場取引情報の収集と報 告、事務委託先及び契約生産者に対する制度の啓発と調査指導を行う。
(2)指定協会運営体制支援事業:補給金制度の円滑な実施体制の確保及び協会運営体制の強化を図るため、機構から財政支援を受ける。
3 肉用牛肥育経営安定交付金制度
肉用牛肥育経営の収益性が悪化した場合、標準的販売価格(肉専用種は関東ブロック平均、その他は全国平均)と標準的生産費(肉専用種は山梨平均、その他は全国平均)との差額の9割を交付金として交付するため、生産者の積立による負担金(1/4)を財源として基金を造成するとともに、発動時には、国の補助金(3/4)と併せてこの基金から契約者に対し、交付金を交付する。令和7年度から第3業務対象年間(令和7年度~令和9年度)が開始され、1年目。
[基金] (単位:戸、頭、円)
| 品種区分 | 契約生産者戸数 | 積立予定頭数 | 生産者負担金単価 (注1) | 契約生産者の積立による負担金(1/4) |
| 肉専用種 | 30 | 700 | 9,000 | 6,300,000 |
| 交雑種 | 1,300 | 13,000 | 16,900,000 | |
| 乳用種 | 140 | 10,000 | 1,400,000 | |
| 計 | 30 | 2,140 | ― | 24,600,000 |
(注1):生産者積立金単価は、R6年度を使用しているため変更あり
[交付金] (単位:頭、円)
| 品種区分 | 対象頭数 | 補塡金額 |
| 肉専用種 | 300 | 8,000,000 |
| 交雑種 | 400 | 7,000,000 |
| 乳用種 | 100 | 1,400,000 |
| 計 | 800 | 16,400,000 |
[推進事業] 肉用牛肥育経営安定交付金制度を実施するため推進会議及び調査指導等の事務を行う。
4 優良和子牛生産推進緊急支援事業
肉用子牛の価格が大幅に下落し、生産者の経営環境が悪化しており、生産者の意欲低下により肉用牛生産基盤の弱体化が懸念される。飼養管理の向上に取り組む和子牛生産者を緊急的に支援するため、和子牛生産者への奨励金の交付を実施する。 なお、奨励金交付額については、預り補助金として処理しているため、事務費のみの計上となっている。